アイコン:呼吸器内科
呼吸器内科

診療紹介

呼吸器内科は、主に肺や気道などの呼吸器系の疾患を診断・治療する専門科であり、喘息、 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、 肺炎、肺がん、間質性肺疾患など多くの病気が含まれます。

息切れ、咳、痰など様々な 「呼吸のトラブル」 を担当します。

治療および対応

外来診療時間内であれば事前の予約や紹介状は必須ではありません。できるだけ受診当日中に検査・結果説明までできるよう努めています(一部、外注検査などは後日の説明になります)。

当院で全ての検査・治療を完結できない疾患(肺がんなど)については、適切な医療機関への橋渡しの役割を担います。

呼吸器疾患に限りませんが、 早期発見・早期治療が病気を長引かせないコツと言えます。 気になることがあれば気軽に呼吸器内科を受診してください。

喘息

喘息は気道の炎症により呼吸困難や咳、痰が生じる疾患です。医療の発達により喘息死亡率は低下傾向にありますが、 いまだ年間死亡数は1,000人以上となっています。

適切な薬物療法と定期的な管理により、「安定した状態を維持する」ことが重要です。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDは主に喫煙を原因とする肺の慢性的な炎症であり、 気管支の損傷により呼吸困難となる疾患です。

禁煙と適切な管理により「生活の質の向上」と「悪化時の救命」を目指します。

肺炎

肺炎は細菌やウイルスなどによる肺の感染症で、高齢者や免疫力が低下している方に多く見られます。迅速な診断と適切な抗菌薬の投与により早期回復を図ります。

肺がん

我が国において、がん死亡数が最も多いのが肺がんです。肺がんの多くはかなり進行した状態になるまで無症状であり、 気付いたときには手遅れになっていることが少なくありません。 早期発見・早期治療が鍵となる疾患です。

当科では、定期的な検診や画像診断を通じて早期発見に努めます。 健康診断で異常を指摘された方は精密検査のためできるだけ早めに受診してください。


※2025年4月現在、人員・設備の不足により、当院では肺がんの確定診断(気管支鏡検査)や手術・抗がん剤治療はできません。 検査で肺がんが疑われた場合には、適切な医療施設へ迅速にご紹介いたします。

間質性肺疾患

間質性肺疾患は、 肺の間質に炎症を起こし、「肺が硬くなって、しぼんでいく」疾患です。 肺がんの合併も多いことが知られています。原因は多岐にわたるため、リウマチ科などと連携した多角的な診断が重要です。

当科では肺機能の変化に合わせて適切な治療(抗線維化薬)をするとともに、急性増悪時における救命治療も行います。

外来診療表


一般受付時間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前
8:30~11:00
-
寺山
寺山
寺山

日鋼記念病院

寺山 敬介てらやま けいすけ

科長

2009年 群馬大学 医学部 卒

資格

日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医
日本内科学会 認定内科医
日本化学療法学会 抗菌化学療法指導医
日本結核・非結核性抗酸菌症学会 結核・抗酸菌症認定医
ICD(インフェクションコントロールドクター)

専門

呼吸器内科一般

診療実績

外来患者数



件数
2023年 118