栄養管理科

栄養管理科では、栄養・食事は疾患予防や治療の一部であるとともに日々の楽しみの一つであると考え、栄養療法や給食管理を行っています。

季節の食材や行事食を組み入れ、入院中の食事を楽しんでいただけるよう工夫しており、患者さんのアンケート調査からのご意見や、日々の検食を通じ質向上に努めています。


また、栄養の専門家として、管理栄養士による病態治療やライフ・スタイル改善のための栄養・食事相談を行っています。


【お祝い膳】2023年12月にリニューアルしました。
詳しくはこちらをご覧ください。



お祝い膳の全景


業務内容


食事提供(給食管理)

管理栄養士の病棟担当制により、患者さんの状態に合わせた栄養・食事管理を行っています。

一般食や産前食などの夕食では、2種類からお好みの食事を選べる選択食を提供しています。出産後の方には「お祝い膳」をご用意しています(他の食事同様、食品アレルギーにも対応)。

栄養・食事相談

入院・外来の患者さんへの個別の栄養・食事相談の他、糖尿病教室では色々なテーマでの食事療法について紹介しています。

治療食を必要とされる方への食事や、摂食・えん下(飲み込み)困難のある方への調理の工夫、がんの治療に対応した栄養療法など、様々な食事療法を提案します。

NST(Nutrition Support Team):栄養サポートチーム

栄養状態と病態には深い関わりがあることから、メディカルスタッフの専門性を活かした多職種連携の医療チームで患者さんの病状や体調に合わせた栄養療法を行います。

静脈栄養(点滴)・経管栄養(流動食)・経口摂取(食事)など、病状に合わせた栄養療法を選択・強化し早期回復を支援しています。

栄養情報発信

社会献身として健康プラザ、町内会での健康講話など、地域の皆さんへの食や栄養を通して健康の提案をしています。その他、院内広報誌「日鋼記念メディカル情報」での栄養通信コーナーや、コミュニティFM・FMびゅーの「ラジオ健康プラザ」でも栄養情報を発信しています。


有資格者数



 管理栄養士 5名
 学会認定資格 病態栄養専門管理栄養士 2名
糖尿病療養指導士 3名
がん病態栄養専門管理栄養士 2名
NR・サプリメントアドバイザー ほか
1名